ASADASHI
紙工作で表現されたNotebookLMの動画自動生成機能のイメージ
コンテンツ制作2026.07.07·読了 2·難易度: やさしい

NotebookLMが資料を60秒動画に自動変換

紙工作で表現されたNotebookLMの動画自動生成機能のイメージ

朝の出汁版(通勤2分)

  • ポイント1: GoogleのNotebookLMが「Short Video Overviews」機能を追加し、アップロードした資料からナレーションと教育アニメ付きの縦型ショート動画を自動生成できるようになった。
  • ポイント2: @masahirochaen が指摘するように、NotebookLMはテキスト要約→音声要約→動画要約へと進化しており、資料さえあれば動画コンテンツを手動制作なしで量産できる段階に入っている。
  • ポイント3: LP用の解説動画やSNS向けショートコンテンツを作りたい人は、NotebookLMに既存の資料やブログ原稿をアップロードして、動画生成機能を試してみる価値がある。

出汁の素(深読みモード)

資料をアップするだけで60秒動画が出てくる、その仕組み

GoogleのNotebookLMに「Short Video Overviews」という機能が追加された。PDFやドキュメント、ウェブページなどの資料をアップロードすると、ナレーションと教育アニメーションを組み合わせた縦型ショート動画(約60秒)を自動生成してくれる機能だ。

NotebookLMはもともと、資料をアップロードしてAIと対話しながら要約・分析できるツールとして登場した。その後、2人のホストが会話形式で解説する音声コンテンツ「Audio Overview(ポッドキャスト風要約)」が話題になり、国内でも広く認知されるようになった。今回の動画機能はその延長線上にある。テキスト要約→音声要約→動画要約、という進化の流れは、Googleがコンテンツ出力の形式を段階的に広げてきた意図を示している。

注目したいのは、動画が「縦型」であることだ。TikTokやInstagram Reels、YouTubeショートなど、SNSでの拡散を前提とした縦型フォーマットに合わせてある。手元にある企画書やブログ原稿、リサーチ資料をそのまま放り込めば、SNS投稿用の解説動画の素材として使えるポテンシャルがある。

「動画を作る手間」が変わるタイミングかもしれない

これまで動画コンテンツの制作には、構成→台本→録音or収録→編集という工程があり、テキスト書ける人が動画まで一人で作るのはかなりのコストがかかっていた。CapCutやCanvaの自動字幕、ElevenLabsの音声生成といったツールを組み合わせても、「資料があればそのまま動画」という状態にはまだ距離があった。

今回のNotebookLMの動きは、その距離を一気に縮める可能性がある。既にあるテキスト資産——顧客向けの説明資料、社内用のメモ、過去のブログ記事——を動画に変換するコストが下がれば、「動画は撮影できる人がやるもの」という前提が崩れてくる。

一方で、現時点では生成される動画の細かいトーンや内容のコントロールがどこまでできるかは、公式発表の範囲では明確ではない。教育コンテンツ向けのアニメーションスタイルが前提の設計のため、ブランドの世界観に合わせたカスタマイズや、特定のキャラクターを使いたいケースには向かない可能性がある。まずは「説明・解説系コンテンツ」の量産に適したツールとして見ておくのが現実的だろう。

AIで画像生成、ツール選びで何が変わる?でも触れたように、AI生成ツールは「何でもできる」ではなく「何が得意か」で選ぶ時代に入っている。動画も同様の視点が必要だ。

今すぐ試せる:NotebookLMで動画を出力するまでの手順

NotebookLMはGoogleアカウントがあれば無料で使える(notebooklm.google.com)。Short Video Overviews機能はまず英語UIでのロールアウトが確認されており、日本語UIへの展開は順次進む見込みとされている。

試す手順としては次の流れが基本になる。

  1. notebooklm.google.comにアクセスし、新しいノートブックを作成する
  2. 動画にしたい資料(PDF、Googleドキュメント、テキストなど)をアップロードする
  3. 右側のパネルに表示される「Notebook Guide」から「Short Video Overview」を選択する
  4. 生成が完了したら動画を確認・ダウンロードする

手元に試したい資料がない場合は、自分が書いたブログ記事やSNSのスレッドをテキストとして貼り付けるだけでも動く。まずは短い資料(A4で1〜2枚相当)から試すのが確認しやすい。

日本語の資料をアップロードした際の出力品質(ナレーションや字幕が日本語になるかどうか)は、現時点では公式の明言がなく、ユーザーからの報告が出始めている段階だ。英語コンテンツの解説動画から試してみるのが確実な出発点になる。

既存の資料をどう「動画素材」として整理するか

この機能を本当に使いこなすには、「動画にできる資料」を手元に増やしておく意識が重要になる。NotebookLMは資料の構造(見出し・段落・箇条書き)を読んで要約するため、整理されているテキストのほうが出力の精度が上がりやすいとされている。

具体的に動画素材として向いているのは、以下のような形式だ。

  • 「〇〇とは何か」「〇〇の使い方」形式の説明コンテンツ
  • ステップが明確なHow-to系の文章
  • 1つのトピックに絞ったブログ記事や解説note

逆に、箇条書きだけで構成されたスライドや、文脈なしの数値羅列は動画化の相性が悪い可能性がある。資料を作る段階から「後で動画にできる構造」を意識しておくと、このツールの活用幅が広がる。

テキストだけで3D空間を作る時代が来たでも見えてきたように、テキストを起点にさまざまなメディア形式へ変換する流れは加速している。NotebookLMの動画機能もその一環として位置付けておくと、次の変化への対応が早くなる。

元になったツイート

  • おはようございます。 今日も頑張ってね。 頑張っている人を応援します。 これを見た人はみんないい日になりますように。 動物/運気アップ 生成AI画像です https://t.co/xEXWBXtmMc

  • おはようございます。 お仕事の方も お勉強の方も お休みの方も 飲み物を飲んで まったりと過ごしませんか? #フォロバ100 #相互フォロー募集中 #生成AI画像 https://t.co/hudrdSkBxh

  • ② Google「NotebookLM」が資料をショート動画化。 https://t.co/rfgUEeI7J8 アップした資料から約60秒の縦型動画(ナレーション+教育アニメ付き)を自動生成する「Short Video Overviews」を追加。 テキスト要約→音声要約→ついに動画要約へ。

参照ソース