ASADASHI
コンテンツ制作2026.08.27·読了 2·難易度: やさしい

生成AI画像、販促物から日常投稿まで広がる実用

朝の出汁版(通勤2分)

  • ポイント1: 生成AI画像は「運気アップ投稿」「店舗の販促物」など、個人・小規模事業者の日常コンテンツ制作に静かに浸透し始めている。
  • ポイント2: 使う側として知っておくべきは、ツールによって得意・不得意な被写体が明確に存在する点で、用途に合わせた使い分けが現時点では必須になっている。
  • ポイント3: まず試したい人は、SNS投稿用の1枚やチラシ的な販促素材など「小さな制作物」から始めると、ツールの限界と可能性を同時に把握しやすい。

出汁の素(深読みモード)

販促物からSNS投稿まで、生成AI画像が「小さな現場」に入り込んでいる

コンビニの店頭に貼られるセールチラシ、朝イチにタイムラインに流れてくる動物画像。発信源を辿ると、生成AIで作られたものが混ざり始めている。今週のSNSを見渡すと、中華まんやからあげ棒の30円引きセールに合わせた販促物に生成AI画像を使っているケースや、「見た人みんないい日になりますように」という朝の応援投稿に生成AI画像を添えているケースが確認できる。

ここで注目したいのは、使っているのが大手企業ではなく、個人や小規模な店舗・事業者だという点だ。以前は「デザイナーに頼む」か「フリー素材を探す」の二択だったところに、第三の選択肢が実用レベルで滑り込んできている。生成AI画像を「朝の発信」に使う流れが広がっているでも触れたように、この流れはじわじわ加速している。コストゼロ・即日・自分好みのビジュアルという三拍子が、小さな発信者の行動を変えつつある。

ツールには「得意な絵柄」と「苦手な被写体」が今も存在する

使いこなす上でまず知っておくべきことがある。生成AIの画像ツールは、被写体によって出力の品質が大きく変わる。今週のSNSでは「ChatGPTのサンショウウオ生成がまったく駄目だった」という声が上がっていた。実際、爬虫類・両生類のような形状が複雑で参照データが相対的に少ない生き物は、主要ツールでも崩れやすい傾向がある。

逆に得意な領域は、人気の動物(犬・猫・鳥)、食べ物のアップ、シンプルな背景の人物、フラットデザインのイラストなど。販促物で使うなら「商品を中央に置いたポップなイラスト」のような構図は比較的安定して出力できる。

重要なのは「このツールはすべてに使える万能机ではない」という前提を持つこと。AI使い分け時代、選ぶ基準はここにあるでも整理されているように、用途・被写体・出力品質の三軸でツールを選び分けることが、現時点の現実的なアプローチになっている。ChatGPTが苦手な被写体は、MidjourneyやAdobe Fireflyで試してみるという発想が「使い倒し型」には必要だ。

「小さな制作物」から始めると、ツールの限界と可能性が同時にわかる

いきなり重要なビジュアルに使おうとするのではなく、まずSNS投稿1枚かチラシ的な販促素材1点から生成AI画像を試してみるのが現実的な入口だ。失敗してもリスクが低く、かつ「このツールは何が出せて何が出せないか」を自分の目で確認できる。

具体的な試し方としては、まず自分が作りたいビジュアルの「被写体・雰囲気・用途」を一言で書き出してから、ツールに投げてみる。出てきた画像を見て「ここが崩れる」「ここは使える」を判断する。この繰り返しがツールの感触をつかむ最短ルートになっている。

出力した画像を実際の販促物やSNS投稿に使う際は、生成AI制作物、「バレる時代」の品質基準も参考になる。「生成AI感が強く出すぎていないか」という品質の目線を持っておくと、使える素材と使えない素材の判断が早くなる。

被写体別・主要ツールの得意不得意を把握する

「苦手な被写体に当たったとき、別ツールを試す」というフローを自分の中に持てると、行動がワンランク上がる。現時点での大まかな傾向を整理しておく。

ChatGPT(DALL-E):自然言語での指示に素直に反応するが、形状が複雑な生き物や日本語テキストを画像内に含む用途では精度が落ちやすい。食べ物や風景のイラスト系は比較的安定。

Midjourney:アートっぽい表現やファンタジー系に強みがある。リアル寄りの動物表現も得意な部類。ただし日本語テキスト生成は苦手。

Adobe Firefly:商用利用のクリアさと、フラットデザイン・販促物的なビジュアルとの相性がよい。既存の素材と組み合わせやすい点も実用面では評価されている。

これらは日々アップデートされているため、「前に試してダメだった」ツールを数ヶ月後に再試行する価値もある。苦手被写体の改善は各ツールの開発優先課題になりやすいからだ。ツールを固定せず、被写体ごとに最適な選択肢を都度試す姿勢が、今の生成AI画像活用の基本スタンスと言える。

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