ASADASHI
メニューバーアプリでAIコーディングのAPI使用量をリアルタイム監視するミニチュア紙工作ジオラマ
バイブコーディング2026.07.08·読了 2·難易度: やさしい

AIコーディング中のAPI使用量をログアウト不要で確認

メニューバーアプリでAIコーディングのAPI使用量をリアルタイム監視するミニチュア紙工作ジオラマ

朝の出汁版(通勤2分)

  • ポイント1: メニューバーに常駐するアプリで、OpenAI CodexとClaude Codeのトークン使用量・コストをリアルタイムで確認できるようになった。
  • ポイント2: AIコーディングツールはコストが積み上がりやすく、使いすぎに気づくのが遅れがちだが、このツールを入れておくだけでダッシュボードにログインせず手元で把握できる。
  • ポイント3: GitHubのリポジトリ(steipete/CodexBar)からダウンロードして試せる無料のMacアプリなので、Claude CodeやCodexを普段使いしている人はまず入れてみるとよい。

出汁の素(深読みモード)

AIコーディングの「気づかない出費」が問題になっている

Claude CodeやOpenAI Codexを日常的に使っていると、トークン消費は静かに積み上がる。コードの生成だけでなく、コンテキストの読み込み、エラーの修正ループ、長いファイルの参照──こうした一連の操作がすべてAPIコストに直結している。問題は、使いすぎに気づくタイミングが遅いことだ。公式のダッシュボードを確認するにはブラウザを開いてログインする手間が必要で、開発中にわざわざ確認する人は多くない。結果として、月末の請求を見て初めて「こんなに使っていたのか」となる。なお、チームでClaude Codeを使うなら、ゲートウェイを立てるという記事でも触れたように、複数人で使う場合はコスト管理の難度がさらに上がる。個人利用でも油断はできない。

CodexBarが解決すること:Macのメニューバーに使用量を常駐させる

GitHubで公開されているMacアプリ「CodexBar」(steipete/CodexBar)は、OpenAI CodexとClaude Codeのトークン使用量とコストをメニューバーに常時表示するツールだ。ログイン不要というのが最大のポイントで、ブラウザを開かずに手元で使用状況を把握できる。リポジトリのスター数は約17,000で、Swiftで書かれたネイティブアプリとして配布されている。

機能としてはシンプルで、「今いくら使っているか」「トークンがどれだけ消費されているか」をリアルタイムで確認できる。用途は明確で、深く考えずに導入できる類のツールだ。AIコーディングを日常的に使う人が「入れておくと便利」という設計になっている。コスト管理のために使用を意識的に抑制したい人にも、単純に数字を把握しておきたい人にも適している。

GitHubからダウンロードして入れる

触りたい人は、GitHubのリポジトリ(https://github.com/steipete/CodexBar)にアクセスしてダウンロードするだけで使い始められる。無料で公開されており、特別な設定は不要だ。Macアプリとして動作するため、インストール後はメニューバーに表示されるようになる。

前提として必要なのは、Claude CodeまたはOpenAI Codexをすでに使っていること。どちらも使っていない段階では確認できる数字がないため、導入済みの人向けのツールと理解しておくとよい。最初の一手としては、リポジトリのREADMEを読んで動作要件を確認し、実際にアプリを起動してみるという流れが最もシンプルだ。開発環境でAIを常用しているなら、メニューバーに置いておくだけでコスト感覚が変わってくる。

ローカルに使用データを持てる意味

ダッシュボードにログインせずに使用量を確認できるという設計には、実用面以外にも注目したい点がある。APIキーや使用ログをクラウドに送らず、ローカルで完結させられる構造になっている点だ。公式のダッシュボードはオンラインサービスである以上、確認のたびに外部にアクセスが発生する。CodexBarのようなローカル常駐型のツールは、その依存を減らす選択肢として位置づけられる。

また、ターミナルやエディタから離れずに数字を確認できることは、作業フローの分断を防ぐという意味でも地味に効く。ターミナルで複数AIエージェントを束ねるツールでも取り上げたように、AIコーディングの周辺ツールはターミナルやローカル環境に寄せていく方向に動いている。CodexBarもその流れの一部として見ることができる。

自分でビルドして挙動を把握したい人向け

Swiftでの開発経験がある人や、アプリの挙動をソースレベルで確認したい人はリポジトリをクローンして自分でビルドすることもできる。コードはGitHub上に公開されており、どのAPIエンドポイントを叩いているか、どのようにデータを取得・表示しているかを直接確認できる。カスタマイズして自分のワークフローに合わせた表示にしたい、あるいは他のモデルのコスト追跡を追加したいという場合も、ベースとして使えるコードが揃っている。Swiftアプリとして動いているため、macOSの開発環境があればXcodeでそのまま開ける。

参照ソース