ASADASHI
ツール速報
ツール速報2026.09.01·読了 2·難易度: やさしい

主要AI全部乗せ、ブラウザ拡張で一本化へ

朝の出汁版(通勤2分)

  • ポイント1: ChatGPT・Claude・Gemini・DeepSeekなど十数種のAIをブラウザ拡張一本でまとめて呼び出せる環境が整いつつあり、ツール切り替えコストの解消が現実的な選択肢になってきた。
  • ポイント2: 使う側として知っておくべきは、AIの分散管理からの脱却が今のトレンドであり、用途ごとにタブを開き直す非効率を拡張機能一本で解消できる点。
  • ポイント3: 触りたい人はFirefoxアドオンストアで「AI assistant」系の拡張を検索するところから始めると、複数AIの比較運用をすぐに体験できる。

出汁の素(深読みモード)

タブを10個開く時代が終わりつつある

ChatGPT、Claude、Gemini、DeepSeek……AIツールが乱立する今、「用途ごとにタブを開き直す」のが当たり前になっている。文章生成はClaude、検索はPerplexity、画像はまた別のツール、と切り替えるたびに発生するコンテキストの断絶と操作コストは、地味に効いてくる。

この流れに対して、「複数AIをブラウザ拡張一本で束ねる」アプローチが整ってきた。ChatGPT・Claude・Gemini・DeepSeek・Grok・Copilot・Llama・Mistral・Perplexityなど十数種のAIに対して、単一のUIからアクセスできる拡張機能がFirefoxアドオンストアに登場している。

以前から「AIの使い分け」は話題だった。AI使い分け時代、選ぶ基準はここにあるで整理したように、ツールごとの得意領域を理解したうえで「どれを呼び出すか」を判断するのが今の実践者のスタンダードになりつつある。問題は、その判断をしても「実際に切り替える手間」が残ることだった。拡張機能はそこを削りにきている。

「全部乗せ」に価値がある人、ない人

複数AIを一元化するアプローチには、明確に恩恵を受けるケースとそうでないケースがある。

向いているのは、日常的に複数AIを使い分けていて、「今日だけでも3つのサービスにログインした」という人。動画スクリプトはClaude、競合調査はPerplexity、コード補完はCopilot、といった具合に役割が分散している場合、ブラウザ上で一括アクセスできる環境は切り替えコストをそのまま削減できる。

向いていないのは、特定の1〜2ツールしか使っていない人。その場合は拡張機能の層が増えるだけで、メリットが薄い。また、各AIサービスのネイティブUIに依存した機能(Claudeのプロジェクト管理、ChatGPTのメモリ機能など)は、アグリゲーター経由では動作が制限されるケースもある。発表内容を読む限り、この拡張機能はあくまで「呼び出し口を統一する」もので、各AIの深機能をフルに引き出すものではない点は意識しておきたい。

整理すると、「複数AIを横断して使う頻度が週に複数回ある」なら試す価値はある。そうでなければ、今すぐ必要なツールではない。

Firefoxから試す最初の手順

触りたい人向けの具体的な出発点を整理する。

Firefoxを使っている場合は、アドオンストア(addons.mozilla.org)で「AI assistant」または「ChatGPT Claude Gemini」などのキーワードで検索すると、複数AIに対応した拡張機能が見つかる。レビュー数・更新日・要求する権限(特にデータアクセス範囲)を確認してからインストールするのが基本的な判断軸になる。

ChromeやEdgeを使っている場合は、同様の思想を持つ拡張機能がChromeウェブストアにも複数存在する。「multi AI chatbot」「AI hub extension」などで検索すると類似ツールが出てくる。

最初に試すなら、使い慣れたAI(たとえばChatGPTとClaude)の2つを拡張機能上で並べて、同じプロンプトを投げてみる比較運用がわかりやすい。どのAIがどの用途で自分に合うかを体感しやすく、使い分けの判断基準を作る材料になる。

なお、Claude Desktop、/btwで止まる問題が浮上中のようにネイティブアプリ側でも不具合が出ることがあり、拡張機能経由のアクセスが一時的な回避策になるケースもある。

APIで束ねる選択肢も視野に

拡張機能ではなく、API経由で複数AIを一元管理するアプローチも選択肢としてある。

OpenRouterやLiteLLMといったAPIアグリゲーターを使うと、ChatGPT・Claude・Gemini・DeepSeekなどを単一のAPIエンドポイントから呼び出せる環境が作れる。拡張機能と違い、ブラウザに依存しない。自分で作ったツール、NotionやObsidianのプラグイン、あるいはMakeやn8nで組んだ自動化フローの中にAI呼び出しを埋め込む際に力を発揮する。

費用面は各AIのAPI利用料がそのままかかる仕組みがほとんどで、OpenRouter経由であれば複数モデルのレートをダッシュボード上で比較しながら使うことができる。コードを書かなくてもGUI操作でリクエストを投げられるツール(AnysphereのCursorやContinue.devなど)と組み合わせると、実装の敷居はかなり下がっている。

ブラウザ拡張が「今すぐ使いたい」層向けなら、APIアグリゲーターは「自分の作業環境に組み込みたい」層向け、と使い分けの軸になる。

元になったツイート

  • “究極のAIアシスタント! どこにいてもすべてのAIにアクセスし、生産性を向上させましょう:ChatGPT、Gemini、DeepSeek、Grok、Copilot、Claude、Llama、Qwen、Mistral AI、Perplexity、Poe、Narrow AIなど、さまざまな機能が向上します。 ” / https://t.co/98nIQdJ1su #Firefox #アドオン #ブラウザ …

  • 9月2日20時から配信予定 AI文章がバレる時代に? Claudeにウォーターマーク/北京で人型ロボット大運動会/OpenAIがユーザーを通報【東浩紀と桂大介の # リベテク 9月号】https://t.co/bwozerFdsP https://t.co/XDTuMil2kj

  • 僕のchatGPTが壊れた https://t.co/e3DqhjnEpr

参照ソース